大商大高校の生徒との懇談会が行われました。
9月5日(木)、大阪商業大学高等学校では、放課後に谷岡理事長と12名の生徒による懇談会が行われました。
この懇談会に集まったのは、去る6月20日(木)に同校の3年生全員を対象に実施された「理事長講演会」の感想文をもとに選抜された12名。講演会のテーマ「『世に役立つ人物』とはどんな人間か──建学の理念とこれからの生きかたについて──」をそれぞれが思い起こしながら、「○○になりたい」「□□に興味がある」など感想文に書いたことについての理事長の問いかけに答える形式でスタートしました。「図書館司書になりたい」や「刑法に興味がある」の他、「世に役立つ人物に絶対なれると思う!」と自信がみなぎるフレーズも感想文の中に見られたようで、それぞれの話題を取り上げながら、一人ひとりと会話のキャッチボールをされました。また講演会の中でクイズが5問出されたことが印象深く、「答えを最後まで知りたい」との声もあり、丁寧に説明されていました。
このあたりで生徒の皆さんの緊張もほぐれてきて、後半は「理事長への質問コーナー」。「普段は何をされているのですか?」「大変な時、行き詰った時はどういうふうに息抜きしますか?」「今までで一番苦労したことは何ですか?」「人生で一番感動したことは何ですか?」「大学時代は楽しかったですか?」といった質問から、「人前に出て仕切るのが得意ではないのですが、どうすればいいですか?」といった相談まで、それぞれにエピソードを交えて答えておられました。
そんな時間の流れの中で、ご自身の著書を、好きなものを選ぶ方法で全員に進呈され、最後に「どんなことでも興味をもって、いろいろ首を突っ込んでみて、自分を鍛えてください」「何回失敗してもいい。すればするほど顔が良くなります」「自分の人生なんだから自分で決めて、幸せを追い求めていただきたいと思います」とエールを送って、懇談会を結ばれました。