山口達也氏を招いて、『依存症』をテーマに特別授業を開講しました。
10月29日(火)2時限目、谷岡一郎理事長・大阪商業大学学長は、担当授業科目「レジャーと法」と、谷岡辰郎法人本部長・経済学部経済学科特任准教授の担当科目「現代社会と依存」との合同特別授業をユニバーシティホール 蒼天で開講。『依存症』をテーマに全国で講演活動を繰り広げている山口達也氏と、ギャンブル依存症予防回復支援センター事務局長の川津大輔氏を招いて、トークセッション形式で実施されました。
10:40に開始された授業では、冒頭、川津氏より「『依存症』とは、アルコールやギャンブルなどの特定の物質や行為を『やめたくてもやめられない、ほどほどにできない』といった状態をいいます」と定義され、『コントロール障害』について説明された後、いよいよ山口氏が登壇。山口氏のヒストリーを、「お酒との出会い」「日常化」「依存行為」「治療」そして「現在」と期ごとに振り返りながら、ご自身の事例を披露され、谷岡理事長は事例に関する内外の研究について随所に紹介されていました。「依存症の人はお酒を“やめた”とはいいません。“とまった”というんです」など、和やかな雰囲気の中でも警鐘を鳴らされていた山口氏のトークに、満場の学生は聞き入っていました。