理事長だより

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系列校対象 大商大オープンキャンパス学長挨拶

2020年9月4日

2020年8月28日(金)に、系列高校を対象に行われた大阪商業大学オープンキャンパスの冒頭で、谷岡一郎理事長・学長から高校生に向けて送られたメッセージを紹介します。

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はじめに「チャレンジを続けること」について述べられました。
「チャレンジを続けると当然いっぱい失敗をしますが、失敗のほうが学ぶものが多いというのが私の持論です。チャレンジし、失敗し、それでもめげずにまたチャレンジし、それを活かして次のチャレンジに繋げる。そのプロセスを楽しむことができる人は、だんだん顔つきが変わってきます。『やるかやらんか、迷ったらやる』、これは私が口を酸っぱくしていろんな機会に言い続けていることですが、やり続けた人は必ず顔が変わっていくものです」。

続いて「大阪商業大学での4年間は、厳しいけれども、みなさんの潜在能力、体の中に眠っているもの、まだ掘り起こしていないものを開発する4年間である、と考えてください。みなさんは自分でどこまでできるか、まだわかっておられないと思います。『何かをやりたいんだ、でもやり方がわからないんだ』、そういう人たちは大歓迎です。大阪商業大学のカリキュラムは、そういう人たちが答を出せるように作られています」と、「大学での4年間」についてのお話をされました。

そして参加者のみなさんに「リーダーになってほしい」という思いを述べられました。
「大統領選がもうすぐアメリカであります。トランプ大統領は、コロナ禍の中で経済を優先させる政策を決断をしました。それに対していろいろな批判は出ています。みなさんなら『私だったら、どうしたか、どうしたいか』をちゃんと頭の中に持ったうえで、批判するならしていただきたいです。これまでみなさんは、『5つのうち、正解が1つあります。どれでしょう』というような問題が出される世界におられました。でも大学に入り、社会へ出ていったときには、5つ選択肢があっても、どれも正解ではないかもしれませんし、3つも4つも正解があるかもしれません。そんな中で何かを決めなければいけない。それがリーダーです。小さな組織でもいい、リーダーになるんだという気持ち、リーダーになるからには自分で決めるんだという気持ち、自分で決めるためには自分で考えるんだという気持ち、みなさんには常にそういった気持ちを持ち続けていただきたいと思います。
入学式でみなさんともう一度お目にかかることができたら、学長として大変光栄に、そして嬉しく思います。今日は本当にありがとうございました」。