理事長だより

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大商大堺高、大阪女子短高、大商大高で卒業式が開催されました

2015年2月24日

去る2月20日(金)大阪商業大学堺高等学校において、翌21日(土)午前に大阪女子短期大学高等学校、また午後から大阪商業大学高等学校の卒業式が執り行われました。
谷岡理事長はその全てに出席され、それぞれ祝辞を述べられました。

まず、大阪商業大学堺高等学校においては、藤子・F・不二雄氏の漫画「ドラえもん」を例にひいて、今までいつもドラえもんに頼ってしまっていた登場人物の「のび太」が、漫画の最終回では、ドラえもんを心残りなく未来へ帰すために、自ら何をすべきかを考え、ドラえもんの力を借りることなく困難に打ち勝ち、それを達成する。つまり卒業生の諸君には、成長したのび太のように、この卒業式の日が「今日からは、誰の助けを借りることなく、ひとりで生きてゆける」と考えるスタートの日として欲しいと述べられました。

次に、大阪女子短期大学高等学校においては、卒業生の皆さんを一番綺麗に見せる方法は、なるべく笑う努力をすること、そして、心の中から本当に笑うことができたときにこそ、すばらしい顔になっている。また、礼節の面においても、国会内の清掃員の女性と国会議員を例に、どんな人に対しても笑顔で接するような人ほど大成すると、笑顔の重要性を語られました。

最後に、大阪商業大学高等学校においては、18歳は選挙権を付与されようかという責任を伴う大人の一員であるということを、漫画「鉄腕アトム」を引合いに、暴力では何も解決しない、それよりもお互いが認識しあい、尊重しあい、思いやりをもってこれからの国際社会を築いていく大人となって欲しい。そのためにも今日新たな一歩を踏み出す日として、今まで育ててくださったご両親、家族に感謝することが肝要であると結ばれました。

(秘書室)